己知彼知

以前紹介した孫子の「敵を知り己れを知らば、百戦して危うからず」ですが、
これは中国語では「己知彼知」、すなわち「己を知り敵を知らば」が正しいという説があります。
自分を知って敵を知れ、ということですが、なぜか日本には「敵」を知ることが「己」を知ることより先になって伝わっているようです。
これは「己を知る」という作業をおろそかにしているということの表れなんでしょうか...